
お互いの考えは見えないものです
初めてのお客様との商談の場で、求められることの一つに
「小回りが利いて、柔軟に対応してくれる会社を探してます」というものがあります。
これは、発注側の立場から見れば、正にその通りなのですが、実はこれほど曖昧な要件もないのです。
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小回りが利くとは?柔軟な対応とは?
小回りが利く、柔軟な対応。発注者の立場から、率直に言うならば、「依頼したことは直ぐに対応してほしいし、ちょっとした変更をいちいち仕様変更だから追加料金なんて言わずにサービスでやってよ」ということのようです。
これは逆の立場で考えれば分かりますし、過去の経験からも分かります。
では、反対にアプリ開発会社側の立場で考えてみましょう。
「小回りが利く」=「できるだけ早めに応答を返す、できるだけ早く対応する」
「柔軟に対応する」=「できるだけ、仕様変更・追加料金と言わないようにする」
そんな意識です。
この「できるだけ」という点が、両方の立場で差異があるところなのです。
発注者:「うちは、小回りが利く、柔軟に対応してくれる会社を探しています」
(依頼したら、直ぐにやってね、いちいち仕様変更なんて言わないでね)
開発会社:「当社は、小回り良く、柔軟に対応します!」
(2、3日で対応できるし、1、2時間でできる仕様変更ならいちいち請求しませんよ)
そんな感じなのですが、いざ初めてみると
開発会社:「仕様変更なので追加料金を請求させていただきます」
(修正に2日もかかったのだから、当然)
発注者:「最初、柔軟に対応するって言ってたよね?」
(契約の時ばかり、調子のいいことを言うんだ!)
と、両者の思いに相違が出てくるのです。
曖昧さは誤解を生みます
何事も、数値化できないものには、お互いの考え方や経験則から考えますから、すれ違いが起こるのは当然です。もし、最初から「依頼があれば、2営業日以内で対応します。」とか、「1時間以内で終わらない仕様変更は別途請求させています。」と具体的に合意していれば、曖昧さは回避でき、相互に都合の良い誤解は生まれずに済んだことでしょう。
聞こえがいいことは、自分にとって都合よく解釈することが少なくありません。誰が聞いても同じことにするためには、数値化し、曖昧姓を排除した要望であり、請け方をしないと後からお互いが嫌な思いをすることになるので気をつけたいものです。
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