アプリの企画に悩んだら真似すればいい

投稿者: | 2018年7月2日
企画に悩んだら真似すればいい

真似すると言っても、そのままコピーしてはいけません

TTPをご存知でしょうか?
Tettei Tekini Pakulu(徹底的にパクる)のことです。

パクるという表現に違和感はありますが、不正コピーをしましょうということではなく、
良いところは参考にして取り入れましょう。という発想です。

アプリの企画において、イメージを具体化する際にぜひTTPしてください。

デザインの一部を変更して取り入れるなどを推奨しているのではありません、ボタンサイズはどれくらいが適正か、配置はどこにあるのが自然に操作できる、顧客一覧からマップ表示に行けると便利。そんなところですので、誤解が無いように。

TTP候補のアプリはたくさんあります

2017年時点でiOSアプリだけでも220万本のアプリが存在します。

ジャンルは様々ですが、その中で自分が企画したいアプリの参考になるものは必ず存在するはずです。もちろん、そのものズバリではないとしても、このアプリからはこんな機能、別のアプリからはこの機能と言った様に、参考となる機能を抜き出すことができるはずです。

企業が独自開発したアプリは一般に公開されないので、見ることはできないにせよ、一般ユーザ向けアプリでもユーザ認証機能はあるし、マップに情報を表示する機能、カレンダー機能があります。
これらは、業務アプリにおいても必要な機能です。

最近では、業務系アプリもUI(ユーザインタフェース)は向上してきたものの利用者が社内と限定されていることから多少UIが悪くても社内教育すれば良いという考えもある為、UIへの優先順位を落とすこともありますが、一般ユーザ向けアプリはUIを重視しており改善に改善を重ねている為、UIはとても参考になります。

アプリ開発会社のエンジニア=UI精通者ではありません

意外かもしれませんが、アプリのエンジニアが、必ずしもUIを熟知しているわけではありません。プログラミングを向上させることと、別のアプリの利点を知りつくすことはイコールではないのです。

アプリを何となく使っていると無意識である為、なぜ使いやすいかの理由を意識しません。通常、皆さんもそんな意識はせずに利用されていることでしょう。ただ、そこにはデザイナーのちょっとした工夫が盛り込まれているのです。

アプリ企画は、アプリ開発会社と接触する前かもしれませんが、アプリ開発会社に手放しで期待するのではなく、自身でも研究は重ねておくべきだと思います。

 

アプリの企画に悩んだら、多くのアプリをダウンロードし、試用しながら、これは今自分が考えていることに繋がらないだろうか?という意識を持ちながら操作してみましょう。すると、思わぬヒラメキがあるものです。


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