
提案力あるアプリ開発会社を簡単に見分ける
アプリ開発を委託する会社を見分ける方法について、これまで幾つかの情報をアップしてきました。
(参考)
開発規模によって必要なスキルは違います
質問の仕方でわかる開発会社のスキル
開発実績がたくさんあれば安心できる?
提案・・・見積書だけを出すことではないですよね?
いいアプリ開発業者の見分け方
これらのような方法もさることながら、もっと簡単に見分ける方法があったことに今更ながら気が付きました。
それはつい、最近のできごとです。
受託したアプリ開発会社がギブアップ
あるお客様から、アプリ開発を委託していた会社がギブアップをしたというご相談。
最初は、「当社はできます」ということから始まりながら、いざ要件定義の段になって、進められなくなったということ。
そのシステム会社について簡単に伺い、ホームページを見てみました。
そこで、納得。
考えてみたら、この手のご相談は初めてのことではなく、過去に何度もあり、共通することがありました。
それは何か?
それは、ホームページの「会社概要」などにある「主要取引先」を見ることです。
主要取引先がたくさんあり、大手企業が並んでいる。
なら、「ここは実力がある!」
いや、それは早計なのです。
そこに並んだ企業名をよく見てください。
SIer(システムインテグレーター)が多くないでしょうか?
ようするに、取引先はシステム会社です。それが、一部上場のシステム会社であろうがなかろうが、多くは技術者の派遣です。もちろん技術者派遣自体を否定するつもりは全くありません。(以前、当社グループ会社でもやっていました)
ただ、技術者派遣をする会社の営業先は、元請けとなるシステム会社であり、そこに対する提案という名の営業活動は、技術者のスキルシートを持っていき、人月単価幾らです。という交渉なのです。
そのため、エンドユーザーに対する提案はできない場合が多いです。
また、プロジェクトを主体的に進めるスキルも持ち合わせていないことが多いです。
委託するには自社(発注元)のスキルを見極めて
もし、発注元である企業が、アプリ開発のノウハウをお持ちであり、必要なのは自分たちで作った設計あるいは、詳細な要件通りに正確に作ってほしい。さらには、自社でプロジェクト管理も行うので、プログラムを書くだけでよい。そこまでのスキルがあるならば、委託先としてマッチしていますが、そうでなければミスマッチです。
もちろん、実績は少ないながら、提案力はあるというところもあるかもしれませんが、そこを見分けるのは、大変困難なことでしょう。
ならば、事前に取引先を確認し、そこがシステム会社なのか、そうではないのか。そうでないとするならば、そこに対してどのような実績があるのかを尋ねるというのは、とても簡単な一つの選択基準になること間違いなしです。
ミスマッチは悲しいことです
委託先と受託企業のミスマッチは本当に悲しいことです。
委託先はできると思い依頼する。受託企業もできると思い受託する。
しかし残念なのは、受託企業がこれまでの実績の範囲、そしてこれまでの仕事のやり方でできたから、「今回もできる」と本気で信じてたわけで、決して嘘をついて受託したわけではないからです。(知る限り実態はこのパターンが多いです。時に背伸びをしてできるということもあるかもしれませんが)
プロジェクトを進めていって、ようやく、お互いに何か違和感を感じ始め、これは違うぞ。と思い始めると、後の祭り。改善するにも互いにノウハウが欠けているため、どうすることもできない。そして、こことはできないという結論になります。
このようなミスマッチを少しでも減らすことができればと思い、今回もこのテーマを選定してみました。ほんの僅かでも参考になれば幸いです。
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