【アプリ開発】 要件定義の漏れはなくならない

投稿者: | 2016年10月15日

要件定義の漏れはなくならないが、それでよしとしてはいけない

ひとり言です。

これまで大小問わず、たくさんの要件定義を行ってきました。

しかし、正直に言いますと漏れがなかったことは一度もありません。

もちろん、経験を積むことにより大きな漏れはなくなっています。

しかし、小さな漏れはゼロになりません。

また、文章で提示していながら、お客様の理解が相違しているということもゼロになりません。

これに関しては、後々「書いてありますよね」と言ってしまえば、書いてあることなのでお客さまも「その通り」としか言いようがないものの、どっちが正しいということを主張するということが大切である前に、要件定義においてお客さまと完全に意思統一が図れていない点が存在しているということが課題だと考えています。

もちろん、説明もしたし、書いてあるのです。書いてあることに対して解釈の仕方が幾通りもあるわけではないのです。

だから、こちらに非はないのです。

しかし、やはり非はないとしても、「なぜ理解されなかったのだろう」ということは要件定義を行う者にとって課題としなければなりません。

要件定義の漏れをなくす一つの方法は絵にすること

要件定義の漏れをなくす一つの方法は絵にすること

一つの解決策は絵にすること

一つの解決策は、文章を絵にすることです。

数行の文章の読み合わせよりも、画面イメージの方が意思統一が図りやすいのは間違いありません。

ですので、要件定義の終わりには、画面イメージを作って確認を行います。

そこで、認識違いが出てくることは少なくありません。

ここまでやっても、まだ漏れや相違も残ることはあります。

それでも、大きな漏れをなくすことができれば、まだ後の工程で回復することは可能。

どうすれば要件定義を「完全なもの」に近づけることができるのかは、どこの開発会社も永遠の課題なのだろうと思いますが、経験とその経験の社内共有によって学んでいくのが現実かなと思っています。

 

 

 

 


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