【アプリ開発の進め方】初めて業務システムでアプリ開発をするときに

投稿者: | 2016年9月21日

アプリ開発の進め方。初めて業務システムでアプリ開発をするときの説明

 

会社で業務にアプリを取り入れよう。ということになり、初めてのアプリ開発をすることになった。

(本サイトでは、『基幹・業務システムでのスマホアプリに焦点を当てているため一般向けアプリのプロセスとは異なる部分がありますのでご注意ください)

はじめにお読みください

 

さて、最初に何から手掛けるべきか? 何事も初めてならば分からないものです。

ここでは、アプリ(=システム)の企画が決まってから、開発、運用までの大きな流れを説明し、別のコンテンツにてそれぞれを詳しく説明していきたいと思います。

アプリ開発の手順(開発の進め方、開発プロセス)について説明します。

アプリ開発手順(開発プロセス)

アプリ開発の進め方 (大きな流れ)

考え方によっては、開発なので「要件定義」からということも言えなくもありません。

しかし、実際の業務の現場においては、アプリ開発会社を探すということからがはじまり。

さらに言うならば、どんなアプリ(システム)にするかというところがはじまりであるため、考えを広げてご紹介することにします。

大きな流れで考えるならば以下のような進め方です。( )内は、そのプロセスにおける作業主体を意味します。

企画作成 (自社)

開発会社探し (自社)

開発会社選定 (自社)

契約 (自社・開発会社)

要件定義 (自社・開発会社)

設計 (開発会社)

開発 (開発会社)

テスト (開発会社)

受入テスト (自社)

保守・運用 (自社・開発会社)

 

企画作成を一番初めにあげた理由

なぜ、企画作成を一番初めにあげたのか?開発会社探しと企画作成は平行して進めることに問題はありません。

しかし、少なくとも開発会社を選定する段階においては、自社での企画ができていないと、選定する際の基準が定まらないからです。

実際、企画がほとんど定まらないまま、お問い合わせを頂く機会が多々ありますが、そうするとアプリ開発会社側としても提案できることが限られてしまいます。

但し、その企画を作るに際して情報収集をしたい。その場合は話は別で、前述の図における「企画作成」そのものあるいは、その前段階という位置づけになるでしょう。

逆に情報収集なのであれば、どんな情報を集めたいのかということは決めておくべきです。その方が情報を求められているアプリ開発会社側としても、そこの経験値において、有益な情報を提供してくれるに違いありません。

例えば、どんな費用がかかるのだろうか?という疑問においては、iOSならばApple Developer Enterprise Programの登録料が必要という答えも返ってくるでしょうし、それがどのタイミングで、どれくらいの金額で、ということが調べられます。(例えばこのくらいの情報ならば、ネットで調べることは簡単ですが、このような質問をきっかけに、質問内容を広げていくのもいいかと思います。)

漠然としたフリートーキングであったとしても、早い段階からお客様に接することを嫌うアプリ開発会社もいないでしょうから、どんどん連絡を取っても構わないと思います。しかし、いずれにせよ次の段階へ進むためには、企画作成の主体はあくまで自社でなければなりません。

 

企画ができたら、アプリ開発会社を探す

アプリ開発会社を検索してみると

「アプリ開発会社」というキーワードでGoogleを検索してみました。

今日現在、515万ページがヒット

もちろん、この数=会社数ではないにせよ、多くのページが検索結果に表示されます。

(ちなみに、当社は検索結果のどこにあるのか分からないくらい埋もれています(涙)。しかし、「アプリ開発会社 赤坂」と探せば2ページ目に!!
一体、誰がそんなキーワードで検索するんだ。。というツッコミは自分でしておくのでご心配に及びません)

と、言うことで・・・

たくさんあるアプリ開発会社から委託先を選定する以前に、その候補を探すのも大変なようです。

これを言ってしまうと、当社が候補から外れる可能性が高くなるものの、そこは正直に言うならば

こんな順番で探すべきではないかと思います。

1.既に自社で取引があるシステム会社にアプリ開発を依頼する

実際、これが一番安心できるのではないでしょうか。

但し前提として、その会社が信頼に足る会社であることであり、お付き合いの中で不信感を抱いているような場合はもちろんその限りではありません。また、システム開発会社であっても、得手不得手、ノウハウ不足がありますから、必ずしもアプリ開発ができるか、というとそうではありません。いずれにせよ、まずは最初に一声かけてはいかがでしょうか。

高く信頼している相手がアプリ開発もできるとなれば、それでいいでしょうし、この機会に別の会社と比較してみるという考えもあります。癒着とは大げさですが、そうではなく、既存のシステム会社とは異なるシステム開発や運用のスキルを持つ会社とお付き合いすることもまた、自社にとってメリットがあることです。

 

2.取引先・知人・友人等にいいアプリ開発会社を知らないか聞いてみる

信頼できる相手からの紹介は頼りになるものです。相談された相手も、信頼ならない人(会社)は紹介できないもの。但し、(当社もありましたが)知っている相手だけれど、「仕事をしたことがないので、仕事ぶりは分かりません。そこはご自身で判断してください。」というケースもあります。その場合は、当然自分で判断しなければならないので、実質は3以下と同等です。

「いい会社だけど、高いよ」とか「品質はいまいちだけど、対応は早いよ」という評判は、一見不安にも感じるものですが、全く知らない会社ならばそのような情報すら分からないことなので、ある意味信頼できる事前チェックが済んでいると考えれば、候補の一つとして紹介して頂くのがいいかと思います。

 

3.一括見積サイトで探してみる

自動車保険、引越し、リフォーム、等々、いまや人がネットで探そうとするあらゆるものに、一括見積サイトがでてきます。

もちろん、アプリ開発、WEB制作、システム開発にも一括見積サイトがあり、当社にも頻繁に営業電話がかかってきます。

多くの方はご存知かと思うのですが、一括見積サイトのビジネスモデルを説明しておくと、最近の多くは無償で登録し、案件の紹介があった際、課金されるというものです。

その課金の金額は、私が知る限り1件あたり、数千円~1万円くらいです。

お客様が、一括見積サイトに案件を登録すると、選択した会社全てに一斉に案件情報が送られる、あるいは次に人が介在して、案件についてヒアリングを行い、数社に絞り込んで案件情報を送る。前者は安く、後者が高くなります。

また、別の課金方法としては、案件の10%を仲介業者に支払うなどというケースもあります。

少なくとも言えることは、一括見積サイトでどのような表現(例えば、厳選した開発会社をご紹介)をしていたとしても、そこに仲介料が発生するならば実際は厳選していないので、比較対象をある程度絞り込んであるという程度のものとして考えるべきものだと言うことです。

もし、本当に厳選しているサイトがあるならば、厳選の方法を聞き、それが納得できるものならば間違いないかもしれません。

 

4.ネットで検索する

これはひたすらキーワードを変え、絞り込んで検索しまくることに他ありません。

前述のとおり「アプリ開発会社」だけで出てくるのは515万ページ。検索された結果をひたすら見て、これだと思ったところに問い合わせる。なかなか難儀な作業かもしれません。それ以上の説明もないのでこれくらいで。

 

5.クラウドソーシングサービスで探す

「クラウドソーシングサービス」で探すことをネットで検索するよりも下にしてしまいました。正直なところ、微妙な判断です。

当社でも、新しいサービスのロゴマークや、Facebookヘッダなど、クラウドソーシングサービスで依頼しているものはあります。

ですが、あえて順位を低くしたのはなぜか?

本ページの最初に記載してある『基幹・業務システムでのスマホアプリ』という前提ですが、システム開発のようなものはクラウドソーシングサービスには合わないと考えるからです。

例えば、ロゴマークを依頼したとします。(実際当社でも行っているし結果的にいいロゴが低価格でできました)

仮にそれが失敗したとしたら?

依頼金額は数千円から、数万円。あきらめることもできる範囲です。

これがシステム開発となると、2桁以上(数十万は少ないでしょうから、3桁以上)金額が跳ね上がります。

そこに、クラウドソーシングによる仕事の質が不安定、意思疎通が難しいなどのリスクを負うは非現実的だと考えるからです。

クラウドソーシングを利用する発注者側から見た課題を示したものである。これを見ると、「仕事の質が不安定」、「受注者との意思疎通が難しい」とした発注者が多いということが分かる。

引用「中小企業白書 第5章 新しい潮流―課題克服の新しい可能性― クラウドソーシングの課題 中小企業庁」

このリスクよりも、価格が重要という判断ならば、クラウドソーシングサービスによる選定は優先順位が上がるかもしれません。

 

今回は、「企画作成」、「開発会社探し」の2段階までのお話しでした。

それ以降については、また次のテーマとして書くこととします。

次のテーマ「開発会社設定」についてはこちらをどうぞ

【アプリ開発会社選定】いいアプリ開発業者の見分け方

 


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