各論から入るエンジニアの打ち合わせ

投稿者: | 2016年10月28日
各論から入るエンジニアの打ち合わせ

ハロウィンが近いので無関係な画像を・・・

当社は常に心掛けているのでなくなってきていますが、時に他社のエンジニアと会話することがあります。
そして、それがエンジニア同士だとよく見かける光景。

お互い伝えたいことから話し始めるということ。

システム全体像の話の前に、プログラミング言語だとか、使っているDBだとかから入り、そして、バージョンがいくつだとかになります。

そこに同席しているとしばし目が点状態。

「それは今知らなくてもいい」

他社のエンジニアさん相手に、そんなことは言いませんが、、、

それに、やっぱり自分も昔はそうだったので。

相手に伝えたいのではなく、自分が話したいことが優先になる。

伝わるかどうかは関係ありません。というより、伝わるかどうかは考えません。

さらには、相手は知っている前提で話します。

むしろ、相手が知らなかったらちょっとした優越感に浸るくらいの感覚だからです。
(やっぱり、自分もそうでした・・・、だからよくわかる!)

だから、できる限り専門用語を多用するのです。

さて、あえてエンジニア、としましたが、実はこれ、エンジニア同士のことだけじゃありません。エンドユーザーさんとの会話でも多々見られることです。

エンドユーザーさんとしても同じように、自分の伝えたいことから話し始めるので、提案前のヒアリングや、要件定義の最初のころは頭の中は???だらけです。

たくさんの???を何とかつなぎ合わせ、一つの意味あるものとし、自分の理解で「つまりこういうことですね?」と言い換えて、「そうです。」と言われて初めて安心できます。

そして、この経験を何度も繰り返すことにより、逆の立場になって考えることができるようになります。

人に説明する時はどうやったら理解してもらえるか、まずは大きなところから話をして、段階を踏んで、細かい話にしていこう。ということを自分自身が理解できるようになります。

こんなことを言っている自分の話が、しっかりと分かりやすくお客様に伝わっているかどうかわかりませんが、少なくともいまはそのように心掛けています。

エンジニアと言うところから始めましたが、エンドユーザーの皆様も、相手に伝わえるにはという視点から、お話しされると、アプリ開発もスムーズに進み、結果的にはコストも抑えられ、品質の高いシステムができますよ。というお話しでした。


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