アプリ開発費用については、過去にいくつも投稿していますが、アプリ開発費用の
相場については触れていませんでした。
(参考)アプリ開発費用に関する記事
【アプリ開発費用】値引きされたら理由を聞こう そのワケ
【アプリ開発費用】見積書を見れば分かるアプリ開発会社の考え方やスタンス
【アプリ開発費用】アプリ開発の見積を見るときに確認しておきたいこと
【アプリ開発費用】概算見積はどこまで信頼できるものなのか?
【アプリ開発費用】人月単価 1人月○○○万円、なんてアテにならない
iOSアプリ、Androidアプリの開発をしよう、しかし相場観が全くないとしたら、どれくらいなのか相場は気になるところです。
今回は、アプリ開発費用の相場について取り上げてみます。
そもそも相場とは
相場をwikiで調べてみます。
相場(そうば) – 市場において形成される価格、値段その他交換比率一般のこと。レート。株式相場など。
と書かれていますね。
市場において形成される価格なわけですが、そもそも価格を形成する対象物がなければなりません。それがアプリでしょうか?
確かにアプリなのですが、家を建てるときの相場はどれくらい?
という質問が適切でしょうか。
例えば、北海道の小さな町において、お隣さん同士の会話だとします。
「家を建てたいんだけどどれくらいかね?」という質問に対し
「2,000万くらいかね」 ※この数字に根拠はありませんのであしからず
というやりとりがあったとします。
そして、他の何人かに聞いたところ、大よそ2,000~2,300万もあればいいらしい。
相場はそのくらいと判断しました。
何となく、これで相場が分かったような気がします。
しかし、この金額を出すには隠れた前提条件があります。
まず、ご近所さん同士ということで
場所は、この町だろう
そして、ご近所さんであることから、いまの家族で住むのだろう
また、ご主人の仕事はなんだったな。以上から
家を建てたいというこの人が考えるならば、この場所に、この程度の間取り
ではないかという暗黙の前提条件があるのです。
ゆえに、家を建てるときの相場はどれくらい?
という単純な会話でもある程度は成立します。
しかし、アプリ開発費用の相場はどれくらい?
では、なんの前提もないことから、この質問に対する相場には意味を成しません。
もし、「アプリ開発費用の相場」というだけで情報収集するとするならば、
10万から数億という答えになるでしょう。
ちなみに、とても単純なアプリを個人に依頼すれば10万円という場合もあるでしょうし、本格的なゲームアプリであれば億単位での開発費はかかります。
さて、こんな相場を知ったところで自分の目的を果たすことができるのでしょうか?
できないですよね。
現実的なアプリ開発の相場を知るためには
「アプリ開発費の相場は分かりません」では、せっかくご覧頂いているみなさまに対して、何の答えにもなっていません。
その答えは何を作りたいかです。
先の家の例を思い出してください。何気ないご近所さん同士の会話に隠れていたのは
・どこに建てるのか(土地代金、設計費などを想像)
・どんな間取りなのか(家族構成で想像)
・どの程度の家なのか(相手の職業で想像)
など、作るべき場所と家が会話している相手に何となく想像できていました。
つまり、アプリ開発費の相場を聞く相手が、自分がイメージしているアプリを想像できるだけの情報提供をすればいいということになります。
しかし、それではうまくいかない点があります。家であれば常識的に考えてこうだろうということは、アプリ開発にはないと思ってください。
(参考)アプリ開発における「常識」について
システムのプロは、あなたの業界のプロではない (常識が常識ではないことを思い出してください)
アプリ開発においては、開発費の相場を調べるに際しても、まずは前提となるものが必要なのです。
ここでは相場とは言い切れないですが、ご参考までに当社の事例を挙げておきます。
・会員登録、情報表示、PUSH通知、クーポン等の機能を有する店舗用アプリ
1OSのみ 200~300万
・Lineの初期のような単純なメッセージングアプリ
1OSのみ 700万~1,000万
・地図上に様々な顧客情報を登録、GPSと連動し登録した情報の参照ができる営業支援アプリ
1OSのみ 700万~1,000万
上記については何れも管理機能を含んでいます。あくまで参考です。
相場はあってないようなものです。
むしろ、開発したいアプリのイメージをできる限り具体化し、何社かのアプリ開発会社へ相談して、概算見積もりを依頼した方が意味のある情報を収集することができるので、そちらをおススメします。
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