いまさらながらiPhone7をiPhone Xに変えました。
発売された10か月も経った商品のことを今さら書くのも何ですが、時間が経過したからこそ起こった問題というのもありましたので自分の備忘録の意味も含めて記しておこうと思います。
詳しいことは、探すといくらでも見つかると思うので詳細は省きますが、移行方法には旧データをiCloudにバックアップして行うか、iTunesにバックアップして行うか大きくはその2つです。
自分としては、データをほぼ正確に移行できるiTunesにバックアップして移行する方法を選択しました。
準備したこと
(ご注意ください)この準備はあくまでも筆者の環境によるものです。使用しているアプリによって変わってくるかと思います。
準備その1:iTunesにiPhone7を認識させ「今すぐバックアップ」を実行
これはそのままです。気を付けるのはバックアップ終了後、「最新のバックアップ」の日時がバックアップした時間になっていることを確認するくらいです。
準備その2:LINEのバックアップ
①「設定」-「アカウント引継ぎ設定」-「アカウント引継ぐ」をONに
②「設定」-「トーク」-「トークのバックアップ」で、「今すぐバックアップ」をタップ
※3回行いました。1、2回目が時間がかかった割には終了メッセージが出ず不安に思ったため。3回目はしっかりと終了メッセージが出たので安心し終了。
結果的に、LINEのバックアップ作業は必要だったのかはよくわかりませんが、やっておいて間違いはないだろうということで行いました。
準備はこれだけです。
移行開始
驚いたのは、移行が随分と簡単になったこと。
iPhone7とiPhoneXを並べて起動するだけで、アカウントが引き継がれる!
これはある意味衝撃的でした。その後のいくつかの手順は省きますが、これでiPhoneXはWifi設定も引き継がれ、Wifiに勝手につながっているし、後はバックアップしたデータを戻すだけです。
バックアップからデータを戻す
iPhoneXをiTunesに(正確にはMacbookに)ケーブルで繋ぐとiPhoneXが認識されました。早速、バックアップを戻す操作を開始したところiTunesにて「このiPhoneのソフトウェアが古すぎるため、バックアップはこのiPhoneの復元には使用できません」というメッセージが!
「古すぎるって、いま買ったばかりじゃないか!なんでー?」と言ったところで、自分もエンジニアのはしくれ、冷静に考えればわかること。
そう、iPhoneXが工場から出荷された段階のiOSのバージョン < 引継ぎ対象のiPhone7のiOSのバージョン という図式なわけです。
そういうことだよねと、復元をキャンセルしてiPhoneXのiOSバージョンを最新化すればいいじゃんと思ったら、その手順に進めない。あらら・・・
どうしようかと思ったのですが、再び冷静に考え、もう一度iPhoneXを初期化することにしました。そして、初期化が終わった後にこれまでの手順だった「iTunesから復元」を選択せず「新しいiPhoneとして設定」を選択。復元を一旦止めて起動し、従来通りのiOS最新化手順を行った後に、再度iPhoneの初期化を行い、こんどは「iTunesから復元」を選択して、iTunesにつないだどころ、無事にデータを移行できました。
iTunesからバックアップを復元することでほぼiPhone7の状態になったが
iTunesからバックアップを復元することでiPhone7の状態がそのまま復活!いやー、こりゃ簡単だ。と思いつつ、利用頻度の高いアプリを次々実行し動作を試しました。
そうしたところ、大抵はそのまま動作するものの以下のアプリについてはアカウントの再設定が必要でした。
Gmail、Googleフォト、Evernote
後は、Suicaの移行も古い端末で削除し、新端末で追加する程度の手間であったくらい。
番外編としては、HealthPlanet(タニタの体組成計アプリ)で、データ入力をタップしたら無限ループ的に機器の再設定メッセージが繰り返されるという問題があり、一旦設定機器を削除し、再登録することで復活しました。
iPhone3Gから、機種変更を繰り返しつつ使い続けていますが、随分と便利になったものだと痛感しました。
スマホアプリを使った業務システム構築のことなら
株式会社クラボードへお気軽にご相談ください