
キーマンであってキーではありません。言うまでもないですけど・・
業務向けアプリ開発の場合、UIとしての見栄えは大切ですが、デザインは
最低限に押さえるという妥協も可能。
見栄えがいいのに越したことはないものの、それ以上に大切なことは何でしょう?
ここでのアプリは、実質的には業務システムとして理解してください。
■業務におけるキーマンを押さえる
これは、最も重要なことです。
アプリ=システム部、中小企業ならば総務部となるかもしれません。
しかし、本来ならシステム部はサポート役に回り、現場の人間が主導してもらうのが、一番。とは言え、なかなか業務都合や、経営層などの理解不足でそうはならないのも実情のようです。
だからと言って、アプリを使う当事者ではない人が作ったらどうなるでしょう?
さあこれからこのアプリを使って業務を行いますと言ったところで
「現場じゃ使えない!」
⇒ 使われなくなる
⇒「高い投資をしたのにどうなってるんだ!」と、上から怒られる。
そんな結果が容易に想像できます。
怒られるのは慣れてるから。という方は、以降は読み飛ばして頂いて結構ですが、、、
まあ、そうはいかないでしょう。
もし、怒られるとしたら、アプリを作る前に怒られてください。
それは、「現場が多忙なのはわかってますが、担当者の人の時間を頂きますよ!」
と無理やり現場を巻き込むことでです。
さらに、その人は現場のキーマンでなければなりません。
誰よりも業務の詳細を知っている方です。
ある会社では、アプリを作るのだから新人さんを担当にという声があったこともあるのですが、それはスマホを使いこなしているだけであって、業務の知識は(中途入社の新人であるなら話は別として)不十分。
これも結果的に使えないものが出来上がる可能性が高まります。
だからこそ、スマホは使えなくとも、業務をよくご存じのキーマンを巻き込んでほしいのです。
もし複数の部署が関係するようなアプリである場合は、当然各部署のキーマンも巻き込みたいところです。
当たり前のようですが、このような体制を作ることは「難しい」と言われます。
それはそうでしょう。
キーマンはその部署での重要性が高い。抜ける時間は作れない。あるいは作りにくい。
しかし、ここは必死に上司を説得して頂くことが、開発の成功につながるので頑張って頂きたいところです。
■予算は2割増しで確保する
さて、キーマンも巻き込むことができ、発注側の開発体制も整った。
一つ安心です。
しかし、まだそこで安心してはいけません。
業務をよく知っているキーマンがいたとしても、要件定義において、全ての要件を出し尽くす難しさが待ち構えています。
これは、要件を引き出す開発企業側のスキルに依存するところもありますが、要件定義で一つ残さず要件を出し尽くすのはかなりの難題です。
パッケージのアプリで、そこに業務を合わせていくような場合であれば、存在する機能を中心に考えればいいのですが、オーダーメイドで自社専用となった場合には、定義漏れはあるものとして考えた方が無難です。
要件定義で、最終的な見積が確定するとなれば、その後の追加要件は別料金になるのが一般的。
ですから、開発予算500万だとしたら、400万強位の発注に収め、後の保険代わりに予算を確保しておくべきでしょう。
定義漏れしていたことを開発で吸収するのが微々たるものならいいですし、あるいはいまなくてもいい機能、後に回すという判断ができるものであれば幸いながら、この機能がないと業務が回らないという致命的なものであった場合、予算一杯を使い切った発注となると目も当てられません。
そんなことにならないように、概算見積の2割増し位の予算を確保しておくのが妥当です。
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