
一般向けアプリの思わぬコスト
一般ユーザーが使うアプリは一見簡単そうなものが多く、制作コストも「安く作ります!」と宣伝するアプリ開発会社も少なくありません。
もちろん、どんなものかにもよるのですが、『完成した!』と言って、それで終わるものではないことを忘れてはなりません。
それは、機能追加をすること?
それもそうなのですが、それだけではありません。
人気が出れば出るほど考えていなかった!となるコストが潜んでいます。
■驚くほど低い有名なアプリの評価
Lineは2.6
Facebookは2.6
Kakao TALKは2.8
この数字は何を意味しているかお分かりでしょうか?
iTunes Storeでのユーザー評価です。(2018.6.13時点)
説明するまでもなく、何れも有名なアプリです。
これだけ著名なアプリ、Lineなんてみんなが満足して使っていそうなものですよね。それが、なんと評価が2.6 以前は、1.5なんて時もありました。 日本でも数千万の人が使っているわけですから、中には不適切な評価もあるかもしれませんし、満足している人より、不満を持つ人の方がレビューも多いかと思いますので、相対的に低い評価になるのは致し方ないでしょう。しかし、レビューを見て見ると本当に不具合と思われるものも多々あります。
アップデートしたのに開かない
立ち上がらない
Apple ID要求がなおっていない
アプリが落ちる
トークが更新されない
といった、内容です。
さすがにこれらのアプリにおいてテストが十分に行われいないとは考えられません。
しかし、以前書いた通り不具合をゼロにすることはできません。実際に様々な問題が起こっているのでしょう。
(参考)
■同じようで異なる端末環境
自分のiPhoneで動くのだから、他のiPhoneでも動いて当たり前。そう考えたくなるものです。しかし、同じようでありながら、プログラムを動かす条件としてみると単にiPhoneだからと区別できないのです。
多少なりとも知識がある方は、OSの違い、機種の違いというのはご理解頂けるはず。
さらには、ネットワークの接続状況、同時に動いている他のアプリ、メモリサイズなどはそれぞれの端末によって異なります。そのため、同じiPhoneであっても動いている端末の環境が異なるのです。
そのために、予期せぬ不具合が発生します。
前述のアプリはいずれも数千万~億単位のユーザがいます。
そう考えると、利用する端末の環境は一体どれだけの違いがあるのでしょう。
■ユーザ数が増えるほど安定稼働させるためのコストを意識しなければならない
ユーザ数が増えるのは、アプリ提供側にとってみればありがたいことです。
しかし、前述のように不具合が起こる可能性も増加しています。
不具合が出た場合、それを放っておくわけにもいきません。放置=ユーザ数の減少であり、信頼度の低下につながります。
だからこそ、忘れてならないのは、完成後に安定稼働させるためのコストです。
エンジニアの人件費が中心となりますが、自社の保有端末では問題が再現しない場合は、ユーザと同様の端末を調達する必要性もでてきます。
このようなコストも運営予算に組むことをお勧めします。
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