ある日突然、「この業務をアプリでやったらいいんじゃないか? 君は確かスマホ得意だったよな。よろしく頼むよ!」と上司から、納得できるような、そうでないような・・・命令が下されました。
こんな理由からというのも実際あるようですし、しっかりとユーザー部門から、システム部門へ依頼が来ることもあるでしょう。
そんな時、あなたはどうしますか?
アプリ開発会社をネットで探す
いまや、インターネットで検索すれば、たくさんの開発会社が出てきます。
1件1件、サイトを見て良さそうなところに問い合わせますか?
あるいは、一括見積サイトで数社にまとめて問い合わせますか?
知人・友人を通じて、知っている会社を紹介してもらいますか?
いずれかのプロセスを踏んでアプリ開発会社にたどり着くことでしょう。
まずは、委託先を決める前に、委託候補先を探します。
しかし、委託候補先だとしても、たくさんある開発会社の中から、どうやって決めればいいのでしょうか?
当社は、開発会社なので委託先を選定することがないかというと実はそうではありません。
我々も開発工程の一部を委託することもあり、パートナー探しでは同じようなプロセスで決定することがあります。その際は、基準こそ違えど委託先を選定することについて変わりありません。その時の選定方法を元にし、委託元の立場での考え方をお伝えします。
委託候補先を決めるために
まず、考えなければならないのは
開発委託先に何を求めるかです。
それは、もちろんアプリ開発でありシステム開発なのでしょう。
それは間違っていません。しかし、範囲を絞り込む必要があります。
とても単純に考えるならば、外食先を探すということを例に考えてみます。
食事ができるところはたくさんありますが。
「外食先」だとか「食事」というキーワードで探すことはしませんよね?
仮に夜だとするならば、「赤坂」「ディナー」「イタリアン」などと、候補を具体的に絞り込むためのキーワードを並べます。
それができるのは、自分が求めているものが具体的にイメージできているからです。それは食に関する経験があるからこそです。
ここが問題です。
アプリ開発のご依頼を頂く際、多くのお客様は「アプリは作ったことがないのでよくわからないのです」とおっしゃいます。これは全く不思議なことではありません。アプリ開発を専門で行う業者でもない限り、何本も作ったことがあるというのは、むしろ稀でしょう。
(だからこそ、これを読んでいただいているのだと思いますし、お役に立てる情報を提供できれば幸いです!)
経験がなければ、どうやって絞り込むのかもわかりません。自分が求めるもの(つまり、開発会社)のイメージがわきません。
まずこの段階では委託決定ではなく、委託候補先ですから最低限の選択手段からふるいにかけることです。
それには、開発するアプリがどのようなものであるかが基準となります。
自問自答しておくべき5つのこと
開発委託先を探すにあたり、以下の5つについて自問自答してみてください。
1.iOS 、Androidどちらで作りますか?
今回作成しようと考えているのは、どの端末に向けてでしょうか。
iOSつまりPhone、Androidどちらもスマートフォンという括りではありますが、アプリ開発を行うためのプログラミング言語は異なります。
両方できる開発会社も少なくないものの、どちらが一方しかできない。あるいはどちらかが特に得意としているという会社も多いので、iOS、Androidの開発実績を第一段階の絞り込みとしていいでしょう。
2.アプリの種類は何ですか?
アプリといっても、業務、写真、ブック、ヘルスケア、エンタメ、SNS、ゲーム等 、たくさんの種類があります。アプリ開発会社は、その種類による得手不得手があります。
もし、業務アプリであれば、業務システムの経験がなければ作成は難しいでしょう。業務システムはあまりに独特です。
例えば、当社にもゲームアプリのご相談は頂くのですが、開発経験もない分野のため丁重にお断りしています。
アプリの種類ごとに開発のノウハウがありますから、作成するアプリに慣れている方が間違いないでしょう。
3.会員管理を行いますか?
会員(ユーザー)登録が必要なアプリであるか否かです。
登録が必要ならば、データはサーバーで管理しなければなりません。
そうすると、サーバーの知識、データベースの知識、サーバー側プログラム(管理機能の構築)の知識が必要となってきます。昨今では、セキュリティの知識も必要です。
このサーバー側のスキルは、アプリを作るスキルとは全く別のものなのです。
4.ユーザーの規模はどれくらいですか?
1〜10人、100人規模、1,000人規模、あるいは1万〜10万?、100万以上が想定されますか?
会員管理を行う場合とそうでない場合によって、ユーザー規模の影響は変わります。
つまり、会員管理をせず、例えば電卓アプリのようなユーティリティであればサーバーへの負荷を考えずに済みますが、SNSであったり、サーバー接続が必須でかつ数百万規模となると、サーバーに対するより高度な知識が必要となります。
また、仮に会員管理をしないアプリ単独で動くものであっても、ユーザー数が膨大になると、動作している端末の環境(iOSであれば、iPhone5+iOS10、iPhone6+iOS9、iPhone6 Plus+iOS9等々) のパターンも多様となるため、予期せぬ不具合も生じやすくなります。その際に不具合を解消するのも相応のスキルが必要となります。
5.基幹システムや他のシステムと接続しますか?
もし、基幹システムや、他のシステムとデータ連携をするとなると、また別のノウハウが必要になってきます。
それらシステムとどのようなデータ書式で、どのようなタイミングでデータを連携するのか、予期せぬデータが発生したらどうするのか等々、そのシステムを担当する方々と調整をしつつ開発することになります。
この場合、別の会社とのコミュニケーション力が必要なため、一社完結で行うより一段と難易度が高くなります。
以上の5つの自問自答はいずれも簡単なものです。
ただ、ユーザーの規模については100万を狙いたいが最初はそうはいかない。という現実もあるでしょうから、その場合は、選択基準から外すか、ダイレクトに開発会社に相談してみるといいかと思います。
まずは、ここから委託候補先を絞り込んでみてください。
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